奇跡をあなたに
私は1人で考えた。

何が悪かったの?


望は、私を1人にしたらいけないと思ってるのかな?


望に彼女ができたら、1人になるけど、そんなんで望を縛りたくない。

それに、友達は友達のままでしょ?

彼女ができたからって壊れるもんじゃないよね?


そう考えながら私も家へ帰った。


次の日の朝。


望、迎えに来てないよね...

なんか怒ってたし...。

私はそう思い玄関を開けた。


ガチャッ


!?!

望?


「幸~おせ~ぞッ!」


「あっごめん。」


「おはよ~」


「お、おはよ。」


昨日とは違い、望はいつもと変わらなかった。


まぁ~いいや。
私は単純にそう思った。


そのまま、いつものように学校へ行った。


そして、放課後。


「幸~帰るぞッあと河原にもよるぞッ」


「は~い♪」


河原へついた私逹。


「昨日はごめんな。」

「いゃッ私こそごめん。」


そんな会話をしていると。

ポツッッ

!?!?

雨??

「望~雨だよ~」


「帰るかッ~走れ幸。」

「うんッ」

ザァザァザァ。

雨は更に酷くなる。


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