奇跡をあなたに
でも、その日から望が少し変わった。


いつものように迎えに来てくれる望。


「幸~おはよ~」


「望~おはよ~」


「学校行くぞ~」


「うん~」


学校へついた私と望は席に座り話をしていた。


その時。


「ねぇ~望くん!ちょっといい?」


クラスの女子だ。

ずっと望を狙っている。


どうせ、いつも望は断るから今日も断ると思っていた。


「あ~いいよ」


えッ?
行くの?

私はビックリした反面ショックだった。

「幸、ちょっと言ってくる。」


「...うん。」


望は女子の所へ行った。

その瞬間ほかの女子も望を囲み望は有名人みたいだ。


私は1人になり、教室を出で校庭の庭の椅子に寝転んだ。


私は複雑な気持ちだった。


私をいじめていた女子の呼び出しに応じた望に...


< 65 / 370 >

この作品をシェア

pagetop