奇跡をあなたに
私は授業をサボる事も増え、早退する事も多かった。


それでも学校を休まなかったのは望がいたから。


そんな日が1ヶ月半を過ぎようとしていた。


高校も冬休みになり、私は家にこもる事が多かった。


バイトをしようと思ったけど、人と関わりたくなかった。


お金は母から月10万の振り込みがあった。


母に頼るのに少し抵抗はあったけど、頼るしかなかった。

今の私には...


望からはなんも連絡はない。


少し期待していた私は、日がたつにつれその期待は崩れていった。


そんな毎日を過ごしいたけど、明日は12月25日。


クリスマス。


今年は1人じゃないと思ってたのに...

明日、望は香苗と過ごしているのかな?...


そう考えながら眠りについた。


朝目が覚めると、とてもクリスマスだと思えないくらい自分だけが普段と変わらない。


あぁ~暇ぁ~


私は夕方から家をでて、夜ご飯の食材を買いに行った。


周りはキラキラとした光でいっぱいだった。


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