奇跡をあなたに
何?これ...


そこにあったのは綺麗な袋に包まれている小さな箱があった。


???


私はそれを持ち、部屋に入った。


リビングに行き、テーブルの前に座りゆっくりその包みを開けると、そこには...指輪があった。


???

指輪?


!?!?

望!?
もしかして、望がくれたの!?


私は指輪を握りしめて部屋を飛び出し望を探しに行った。


探しても、人が多すぎて全然見つからない。


探し初めて一時間半。

もう諦めようとした時...


!?


望がいた。


遠いかったけど、望には間違いない。


私は思わず名前を叫ぼうとした時。


「のぞッ...む..?」

人に紛れて見えなかったその望の横には香苗がいた。


「.....。」


そうだよね...香苗といるよね..。

この指輪は何かの間違いだったのかな。

私は人目を気にせずその場に座りこんだ。


期待していた気持ちから一気に力が抜けた。


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