奇跡をあなたに
校庭の椅子に座っている私。
いつも1人な私だから、いつの間にか1人が落ち着くようになった。
私は椅子に寝転び空を見た。
少しずつ、少しずつ進むその雲を見ていると心が落ち着いた。
その時。
私の顔の真上から市川望が現れた。
!?!?!?
「お前なにしてんの?授業サボって。」
私は急いで起きて教室に戻ろうとした。
「なんで逃げんの?」
ピタ
私は足が止まった。
「....。」
相変わらずしゃべらない私。
「何黙ってんの?」
「.....。」
なんで私に話かけてくるの??
私は教室に戻るのをやめ保健室へ行った。
どうせ授業中だし。
保健室ならゆっくり休めるから。
キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン
授業が終わるチャイム。
教室に戻ろう。
私は教室に戻った。
席に行こうとしたが私の席の周りには生徒がいっぱいで、座れそうもない...
私の後ろの席には市川望がいるから...