奇跡をあなたに
次の日。


ピンポ―ン

...朝の7時。

ん?誰?朝から~

私は眠たい顔をこすりながら玄関に向かった。


そこには昨日来た女性が立っていた。


「....。」


「ちょっと上がっていい?」

「.....。」


「あなたに話したい事があるの。」

話したい事?
私は気になり家にあげる事にした。

コクッ

私は頷き、女性を入れた。


女性をリビングに入れ、お茶をだした。

「今日あなたの所へ来たのは、あなたのお母さんの事なの。」

コクッ

私は女性の話に頷くだけだった。


「これ、あなたのお母さんの私物よ。店で倒れて、そのまま....。」


「.....。」


母は働いている途中に倒れたらしい。

前から体調は悪かったらしいけど、仕事を休む事はなかったと女性は話した。
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