王子様の、花嫁探し。
人口の育花ライト。
綺麗な部屋。
部屋中に、
「....嘘っ...」
...ひまわりが溢れていた。
部屋へ足を踏みいれる。
あたしのベットが、
きれいに置かれていた。
勉強机。
洋服を入れてたタンス。
「....どうして...」
「ここ、兄貴、よく来るんだけど、
俺もなんなのか、
よくわかんなかったんだ。
兄貴は誰にもここに入れなくてさ。
なんでって一回聞いたんだ」
陸はあたしの隣に来た。
「ここは、
大事な奴のための部屋だって」
...その言葉を聞いた瞬間、
涙が目からあふれ出した。