ｧﾀｼなんか産まれてこなければよかった

〜第11章☆空宙〜

彼の家から帰ってきて
風邪っぽい症状に
襲われた。


薬をのんでも
体温が高い。


生理がくるからか…

そう安易に
考えていた。


だが
定期的に来る生理が
来ない。


急いで薬局で
妊娠検査薬を
買って
アパートで試す。



あれ？
両方でない…


もう一つ試す。
やっぱり
何も出ない。



不安を抱え
産婦人科に行った。



アンケート用紙を
渡された。

妊娠してたら
産みますか？
おろしますか？


そこだけ書けなかった。


目の前にゎ
妊婦さん。

なんか泣けてきた。


名前を呼ばれ
個室に入る。


『おめでとうございます』

『え…』


頭の中が
真っ白になった。



少し経って
我に戻ったｧﾀｼゎ
今の病気と
飲んでる薬の紙を
渡した。


医者の顔が
険しくなった。


医者に
３つの選択を
言われた。


帰る時
泣きじゃくった。


いっその事
このまま
赤ちゃんと一緒に
死のうかとも
思った。