ァタシなんか産まれてこなければよかった
〜第12章☆決断〜
何度も何度も泣いても
この子ゎ幸せに
なれない…


彼に相談できなかった。


なんせ
大学生。
バイトに
テストに
授業に
大変なのゎ
知ってるから。



ふと
空が目に入ってきた。
キレイな青空。


ァタシゎ赤ちゃんに
空宙(そら)と
名づけた。



本当に短い間だったけど
空宙ゎ
ァタシの中にいた。

同じ音楽を聞いて
同じ所にいて


思い出すと
キリがない。



ァタシゎ友達から
お金を借りて
病院へ向かった。


何回
涙を拭っても
きりがなかった。


駐車場に車を停めて
お腹をさする。


『空宙…ごめん…』


涙が止まらなかった。
どうせなら
二人で死のうか
悩んだ。


その時
看護師さんが
ァタシに近づいてきた。


泣いてるァタシを
病院の中へ連れて行く。


医者に
『二人で死にたい』

その言葉に
医者もないてくれた。

『少しの間だったけど
お母さんと一緒に
いられて
赤ちゃんも
幸せだったと
思うよ。』


『空宙…』
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