・季節に恋して~素敵な恋愛~
キ~コ~ン カ~ン コ~ン
休み時間の時間になった。
私はまた惇先輩の事を考えていた。
「未来っ!」
李帆が机に寄って来た。
「部活、どうだった?」
聞いてくる事が何となく分かってたけどね。
「李帆…未来ね、頭から離れない人がいるの。」
李帆は目を丸くした。
「だ、誰!?」
興味津々のようだ。
別に親友だから言っても良いだろう。
「同じ部活の、惇先輩って人。」
「え、もしや…野々村惇?」
ん?知ってるのかな。
「その人、小学校の頃にバスケしてた人じゃん!」
「え?そうだったの!」
驚いた。私もバスケ部だったから。