・季節に恋して~素敵な恋愛~
三月二十三日
この日は惇先輩から電話がかかって来たって言いましたよね?
その時に、凄く嬉しい言葉を貰った。
「惇先輩から電話して来てくれて凄く嬉しいです。」
自分でも恥ずかしい事を言ってしまっていた。
そしたら惇先輩はクスクスと笑っていた。
「よく電話して来れましたね~。
親出るとか気にしなかったんですか?」
「えっ!だって、未来の部屋に電話あるんだろう?」
惇先輩は驚いていた。
「未来の部屋に電話ありますけど、居間に繋がっていますからねぇ。」
「まじかっ!でも、その時は俺、未来さんの彼氏の野々村惇です!って言うよ。」
私は脳内で、きゃ~って叫んでいた。
口に出ていたかは定かではないが…。
出ていなかった事を願う。