・季節に恋して~素敵な恋愛~

私は勢いよく走り出した。
もう、走りだしたら緊張も何も無くなった。

スタッ

私はゴールに着いた。
トラックを出て体操着を置いてきた場所へ戻りに行った。

すると前の方から普段はあまり関わりが無い、山田鈴嘉(やまだ すずか)って子が私の前に来た。
「未来ちゃんっ!」
「ん?」
どおしたんだろうか…。

「さっき、未来ちゃんが走る時にレーンに違う人がいたじゃん?」
「あ~。いたねぇ~。」
気づいてたのか。

「その時に惇先輩が、そこのレーン、未来の走るレーンじゃん!言いに行くかなぁ~。って言ってたよ!」
え?どお言う意味だ?

「未来ちゃん、惇先輩と仲良いの?」


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