・季節に恋して~素敵な恋愛~
貴方を諦め
それから数日経ち、香菜と奈留美に私の好きな人を伝える事にした。
二人共、応援するね!って言ってくれた。
さて、もう一人言わなきゃいけない人がいる。
水紀だ。
水紀は男子の先輩たちと仲が良い。
その中の一人が惇先輩だ。
そこで私は、水紀の好きな人が惇先輩じゃないか、聞くことにした。
「ね、水紀!」
「ん?何?」
あー…何か聞くだけなのに妙に緊張しちゃってるよ…。
自分が恥ずかしい…。
「水紀はさ、好きな人とかっているの?」
水紀は目を丸くした。
「どおしたの~急に~!」
「イヤ、ちょっと気になった。」
「ん~好きな人って言うか、気になっている人なら数名いるけどねぇ。」
…数名ですかっ!
これまた驚きっ!
「だ、誰?教えて~!」