・季節に恋して~素敵な恋愛~

「とぼけちゃって~!さっき見たよ?ウチでも分かるくらいの避けようだったじゃん?」
ウチでもって…
李帆だから分かるんじゃないのか?

「避けても無いし、意識もしてないっ!」

そお言っている内にバトンが来た。
私は力を抜いて走った。
(ま、練習だから良いよね。)

李帆も走り終わった。
「100ってこんなに長かった?」
「李帆…体力落ちたんじゃないか?」
李帆はへこんでいた。

「部活、頑張ってるけどなあ。」
うん。頑張っている所は外から十分見えたよ。
頑張ってたじゃん。
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