・季節に恋して~素敵な恋愛~
「誤るなってっ!李帆に言わなくても、自分で気持に整理出来た事は良い事だよ。」
李帆は笑いながら私の背中を叩いた。
正直痛いよ。
ヒリヒリする…。
「ほら!三年リレー始まるよ?見ようっ!」
私はまだ惇先輩の事を諦めると言う決心は緩んでいない。
竜地さんの事は…ホントに一目惚れしたのかな?
よく分からない。
でも、私はまだ惇先輩の事を好きになれる気持ちじゃないし、私の気持ちは自然と変わっていくんだと思う。
だから、この先どんな気持ちが生まれてきても、その気持ちを受け入れようと思う。
「うんっ!見よう!応援しなきゃだしねっ!」
「そうでなくっちゃっ!」
李帆は私の腕を引っ張った。
「「頑張れ~!」」