・季節に恋して~素敵な恋愛~
なんだかんだ思っているうちに惇先輩のクラスの合唱が終わった。
「ふぅ…」
何だか変な緊張感が取れた感じがした。
「なぁにが、ふぅ…だってぇ?」
「うわあっ!」
李帆はイキナリ耳元で喋ってきた。
「ビ、ビックリしたじゃんっ!」
「あははっ!ごめんごめん。何か未来がホッとしている感じがしたから。」
凄いなこの子は…。
何処まで私の事をリサーチしているんだ。
まあ、保育園からの付き合いだしネ。
「んで?何にホッとしてたの?」
またまた直球だな…。
「ん~。自由時間の時に言うよ。」
「うんっ!絶対だよ?」
「はいはい。」