・季節に恋して~素敵な恋愛~
「どおなった?って聞かれてもねぇ~。ん~…。よく分からないんだよね。さっきもだけど変な気持が……」
「「「未来っ!」」」
三人は声を揃えて私の名前を呼んだ。
「ん?何?」
三人の視線の方に目を向けると惇先輩の姿があった。
「うぬあっ!」
私はまた心臓がドキドキしてきた。
見ただけでこうなっちゃうなんて…。
「未来~。顔真っ赤~。」
三人はニヤついている。
「ほらっ!そろそろ、本当の自分の気持ちに気づいたか?」
李帆は私の肩に手を置く。
「自分の気持ちに嘘ついちゃ駄目だよ?」
初祢が眉を垂らせて言って来た。
「う…ん。」