・季節に恋して~素敵な恋愛~

ドキドキしながらも、もう放課後だ。
どうしよう…どうしよう…。
「き、緊張してきた…。」

周りには香菜、李帆がいた。

「頑張れっ!未来は出来る子よっ!」
「あ、有り難う李帆…。」
李帆は私の肩に手を乗せた。

「未来っ!そろそろ渡しに行かない?」
「どうしよう…香菜!途中まで着いて来てね。」
「分かった分かった。」
途中まで着いて来てもらって、渡すときは隠れてもらうことにした。

すると、勢いよく教室の戸が開いたと同時に、比奈子がいた。

「未来っ!公衆電話の所に惇先輩がいたよっ!」
「…え!?」


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