・季節に恋して~素敵な恋愛~

私はその人……惇先輩の事をボケ~と見てた。
イヤ…見てたと言うより見つめてた。
が、正しいだろう。



(かっこ良い……。)
ミクの好みのタイプにドストライクッ!



「………く……」
密かに何かが私の耳の中を通る。

「未来っっっ!」
「う、うわあっ!」
香菜に腕を引っ張られてた。
いきなり大きい声が耳に入って来たもんで
驚いた。

「未来~どおした?ボケ~として。」
ヤバい…自分の世界に入っちゃってたみたいだ。

「わ、分かんない。どうしたんだろうね…。」
「自分の事じゃんっ!」
香菜は大笑いした。



< 8 / 133 >

この作品をシェア

pagetop