・季節に恋して~素敵な恋愛~

私はあまりの嬉しさに涙がダムのように流れてきた。

「良かったねぇ~うぅ~自分の事のように嬉しいよぉ!」
香菜が今度はうれし涙を流してくれた。

校舎の中へ入り、貰った手紙を見る事にした。

「本当にスマナイと思っているよ。
俺には夢があるので君に気をかけている
よゆうがなくなるかもしれない。
もしそうなったら別れた方がイイと思うんだ。
だからそれまでヨロシク。
俺の電話の番号だ。
→090
メール…………………jp」

と、書いてあった。
私はその場で泣いた。
「ど、どうした。」
香菜が慌てていた。
「未来は……これから、別れる事を覚悟しながら生活しなきゃいけないの?」
「え!……………………別れたく…ないよね…。」
コノ涙は、何の涙かは分からないけど、
香菜の目から涙が出た。
「別れたく…ない」
ただ、その言葉しか浮かんでこなかった。
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