月は昼に恋を、する。
「ぬわっあっ 妃宮さんっ!」
銀縁メガネこと奈留碕は
顔を赤面させ あたふたしていた

しかし さっきまで満月に話し掛けていた態度とは全く違って 冷たさのつのじもない

ひみ や さん……?さっきまで 小陽ちゃんとか 言ってただろ

「あのっ あのっ 一つ う うか がい 伺いたいのですがっ」
緊張しているのか ちゃんと話せていない「はい? なんですか?」

「妃宮さんは …妃宮さんは



その…………男と………どういう

かんけ
「あっ ここに居たんですかっ!!」
奈留碕が問う前に
ん?
「誰だろ?」
若い男怒鳴り声が したかと思うと
「満月様っ 早くしないと 置いて行きますよっ!」

あ 守村さん

目を怒らせた鬼……… いや 運転手がいた


忘れてた…………

「満月………… 守村さん 怒ってる?」

「多分 いや 絶対 怒ってる」
「えぇっ 十分 怒ってますよっ!!!さ 早く 帰りますよっ 」

奈留碕らが 唖然とするなか 俺達二人は 乱暴にも

守村さんに 引き摺られながら 帰っていった
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