月は昼に恋を、する。
ぐしゃぐしゃに 丸められたり 破かれ
箪笥の 中にあった 服は すべて出されて

本や 装飾なども 散らかり
部屋は荒らされていた

「これ さっきの人がやったの? なんでこんな」


でも 片づけなくちゃ ゆーちゃんがみたら 心配する

あ まさか あれは
机の下に手を入れ 箱を引きずり出す
「良かった 盗られてない でも なにが 目的なの あの人は 」

手紙? あの黒い手紙は もう 無くなってしまった いつの間にか
消えていた

箱を元の場所に戻し 部屋を片づけ始め 元通りになんとかできた


その後は いつも通りに進み 普通に登校して来た

「と いうこと なの」
しーん
「なんか 最後おかしい! 普通じゃ無かったよ はるちゃんの様子」
立花が言う
「てか 不法侵入じゃん そいつ」
と 沙奈
「警察に行こう? ね はる 危ないよ」
と 美雪
「そんなに 普通じゃ無かった?あたし?」
コクと 3人が頷く
「はるちゃんよく そんなストーリー 暴露できたね ここ 茶店だけど?」



放課後 4人は レトロな喫茶店に 入り 小陽の話を聞いていた

「でも ただの 女子高生の話なんて 聞くヤツいないし どんな 趣味?って聞きたい!」
「確かに 言えてる! 沙奈」
立花も同意する
「はあ それよか あたし 助けてよ~ 青春が今にも奪われてるぅ」
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