恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~

味わった事の無い感覚。

あの人…先生なんだ…


目が離せなくなった。

笑った顔。
険しい顔。
怒った顔。
喜ぶ顔。


見てて飽きなかった。

それどころか胸の高鳴りが増す一方だった。




「…小春!?終わったから帰るよ?」

莉子に言われて立ち去ろうとした時、








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