恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~
触れるか微妙な程
軽く優しく私を包み込む。
もちろん心臓バクバクだけど、
ホッとする様な
安心感で満たされていた。
どのくらい経ったか分からないけど落着きを取り戻した後
「・・・どうだ?大丈夫だろ?」
笑顔で私を見る。
その笑顔に体温が急上昇する。
顔近いよ・・・
こんな近くで先生が見れるなんて嬉しくもあり恥ずかしくもある。
ましてや先生と接触している。
どんどん顔が赤くなってくる。
「・・・大丈夫・・・です。」
精一杯の返事。