恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~
「ねぇ、先生。これから一緒に行かない?」
えーーー!?
「先生まだ行ってないんでしょ?しかも先生車あるし…お願いしますっ!」
莉子は手を合わせてせがんだ。
そして私の顔をちらっと見た。
莉子め~。
「お前ら~、完全に俺の車目当てだなぁ。」
と言いながら渋々了解してくれた。
そして田崎先輩も練習から上がり、普段有り得ない異色の4人で神社に向かった。
先生の車を見るのも初めてなのにましてや乗れるなんて夢みたい。
新年早々ラッキーだ♪