私の彼氏は俺様★
~奏~


何とか未夜を逃がせたから俺の役目はもう終わりだな……


[おい…そこの兄ちゃん…何逃がしてるんだよ!]


[うるせーんだよ。]

俺は不良達を睨んだ


[殺すぞテメー!!]


[待って!!!!!!]


不良達が叫んだ後に、花梨は不良達を止めた

[ねぇ奏君…何でそこまでみ~ちゃんを守るの?


奏君…み~ちゃんのせいで自由がないじゃない…


家庭の問題もあるんでしょ?


本当はみ~ちゃんの事…嫌いなんでしょ?]


[…花梨…何でお前は家庭の問題の事…知ってるんだ…?]


俺は恐る恐る聞いた


[…秘密…で…質問に答えて…]


[…確かに自由は無いかもしれない…

だが…未夜の方が自由なんてまったくない。

それに俺は、未夜が大好きだ…


毎日苦しんでる未夜をもう見たくない…


未夜には…光が必要なんだ……


…花梨…俺は未夜がいるから付き合えないんじゃない…


俺は…未夜が大好きだから花梨と付き合わないんだ……]



[奏君…み~ちゃんは妹だよ…分かってる?]


花梨は笑いながら言ってきた…


[…俺と未夜は血が繋がってない……]





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