私の彼氏は俺様★
私の唇と

天神の唇が

重なった


こいつ一度ならず二度までも(`ヘ´)


ん!?何か柔らかいものが口の中に


[ん……ちょ…]


[喋るな……]



苦しくなった私は、天神を叩いた。


ゆっくりと天神は、私の唇から離れた。


[なっななな何するのよ///この変態悪魔]

[何ってDキスだけど?]



こいつ………


[命令が聞けないなら、もっとヒドイお仕置きするぞ♪]


天神は楽しげに言う。
[なっ………わっ分かったわよ!呼べばいいんでしょ!]


何で私が、こんな奴に負けなきゃいけないのよ


[じゃあ呼んで]


[……今?]


[当たり前♪]


[くっ………]


覚悟を決めるか……


[……翔……]


ヤバイ、声小さすぎたかな。


[聞こえないし♪]


絶対、聞こえてるだろ


[…翔////]


どっどうだ!言ったぞ翔!


[ねぇ上目遣いで俺の名前呼ぶって……誘ってるの?ニヤ)]


[誘ってないから!]

怖い!今の翔の顔がめちゃくちゃ怖い!

ニヤってしたよ…


[もっもう良いでしょ。私、帰るから!]


私は急いで、屋上から出た。





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