私の彼氏は俺様★
耐えた……
私は近所の人達の視線を頑張って耐えた…
[耐えたぁぁぁ!!]
[うるさい…]
って何で翔は、私の家を知ってるのよ…
[いいから、もうおろして]
[へいへい…]
ふっ…やっと歩ける!
[何で翔は、私の家を知ってるの?]
[知りたい?♪]
[そりゃ――知りたいけど]
[じゃあキスして]
[ハァァァァァ!?]
何言ってんだよ!
[キスしてくれないなら、教えてやらない]
ひっ卑怯者が……
[じゃあ良いや]
[…チッ……]
今、舌打ちしたよね
したよね!?
うわぁ怖い……
[じゃあ私はこれで。サヨナラ]
早く帰りたい
[ちょっと待てよ]
[何よ!!]
ピト
[キャァ!]
何今の…冷たい感触が……
[プ…ビックリしすぎだ。リンゴジュースだよ!]
ドキ……
何ドキってしてるのよ…
翔の笑い顔にドキドキするなんて私…頭大丈夫かぁ!!
[あっありがとう]
たまには――
優しいじゃん♪
まっ約束してたんだけど……
[ちょい古寺さん!!]