私の彼氏は俺様★
~学校~


[おっはよ☆未夜]


[あ…おはよ優ちゃん]


[どうした~未夜?]

優ちゃんが心配そうに聞いてくる


[な…何でもないよ]

[嘘はいかんぞ。]


[本当に大丈夫だよ!だから気にしないで…ね]


[…うん。何かあるなら言ってね☆]


[ありがとう]

そして私達は教室に入った


[あぁみ~ちゃんに優ちゃんじゃん♪]


[…うせろ…ブス]

優ちゃんが花梨ちゃんを睨む


[私、ブスじゃないし~☆…実は私、翔君好きになったんだ!]


[…だから…?]


私は冷たく花梨ちゃんに言った


[あれぇ?み~ちゃんは翔君好きじゃないの?…あっそっかぁ!み~ちゃんは奏君がいるか……]


パシ――


優ちゃんが花梨ちゃんの頬を叩いた


[…いい加減にしてよ!!!もう…未夜を苦しめないでよ!!!]


[痛いよぉ優ちゃん。私は苦しめたくて苦しめてる訳じゃないよ!…み~ちゃんが悪いんだよ…奏君が死んだのはみ~ちゃんのせいなんだから…]


[違う!!!!!!奏君が死んだのは、お前のせいだ!お前が私らを裏切らなければ]



[も…もう…良いからさ…ねっ…席に座ろ…]


[未夜……]


私達は、静かに席に座った



[未夜…]

心配そうに翔が近づいてきた


[だ…大丈夫だから]






< 81 / 117 >

この作品をシェア

pagetop