ちぇりーらぶ


あたし達は永遠と思われる程
ずっと抱きあっていた。

だけどいーちゃんは
ゆっくりあたしから
離れて、ポケットを
ごそごそとあさった。

「ハイ。これ、プレゼント」

「え!?ウソっ!
ありがとう!!すごく嬉しい!!」

そう言って手渡されたのは
ピンクの小さな包み紙。

何だろー??

「開けていーい??」

「いいよ」


ゆっくり慎重に
包みを開けていく。

中には…。



「わぁっ!!嬉しい!
ネックレスだ!!
ありがとう、いーちゃん!
一生大切にするね!キレ〜」


シルバーの月と星の
上にピンクのキラキラ
した石がのっている。


「ねぇつけていい??」

「いいよ。つけてあげる」
「わぁっ!ありがとう」






「うん、似合うよ」

「ありがとう、いーちゃん!
これ、かわいいね!!」

「きっと音夢がつけて
いるからかわいいんだよ」

「わーい!いーちゃん!
大好きっ!!」


あたし達は他人が見て
たらあきれる程、ずっと
イチャイチャしていた。
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