ちぇりーらぶ
あたしは涙が
止まらなかった。
あたしはこんなに
ヨウくんに愛して
もらってたんだ。
ヨウくんという人間の
大きさに今気づいた。
ああ。だからあたしは、
ヨウくんが好きなんだ。
ヨウくんの全てに
惹かれるんだ。
「あたしもヨウくんの
こと、大好きだよ。
ヨウくん、ごめんね。
あたしが勝手に先走って…」
「いや!来夢のせいじゃ
ないんだ。俺のせいだ。
それに遊園地での
こともあるし…」
チュ
「ねぇヨウくん?これで
観覧車のことはナシだよ。
ほら、アメリカでは
キスは挨拶だよ??
だから観覧車のことは、
もう何も言わないで?」
あたしはヨウくんに
強く抱きしめられた。