夢見たものは


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from.怜奈
sub.ごめん

先生との用事がちょっと
長引きそうなんだ。
だから、一緒に買い物行
けそうにない。
本当にごめんね。
埋め合わせするから!

   -end-

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そう言えば、昨日は色々ありすぎて結局携帯を見ていなかったことを思い出した。

もう、今となってはどうでも良いと思えた。

月曜には転校するし、怜奈が私を裏切っていたこともとってもちっぽけなことに思えた。



明日には隣の県にあるおばあちゃんの家に行く。

最後におばあちゃんの家に行った記憶から近くに高校なんてあったかと思ったが、今の自分には学校に行くことがそんなに重要とは思えなかった。

早く独立してお母さんの自分への負担をなくし、杏奈を引き取ってもらいたい、本当にそう思った。









私は淡々と荷物をまとめ、ダンボールに詰めていった。







気づけばもう日は傾いていた。







「荷物まとまった?」

「うん、もう宅急便屋さん来る?」

「そろそろね。荷物を下に降ろしなさい。」

「分った。」





その夜は買ってきた惣菜を食べて早く寝た。

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