無理矢理彼氏!? 狼彼氏!?
「あっ!!」

イキナリ真璃が大きな声を

出した

「えっ!?あったの!?」

「うん!!ほらっ!!」

“1年B組 川島 桃”

・・・って

あたしのかいっ!!

てっきり、真璃は自分のを

見つけたのかと思った・・・

って言うか、

あたし、B組なんだ~・・・。

どう見ても、真璃の名前はない

「あーあ・・・違うクラスだね」

「う~ん・・・
でも、隣のクラスだよっ!」

“1年C組 江口 真璃”

「本とだっ!!
じゃあ、すぐ会いに行けるね!!」

「うん!」

「は~い!!
自分のクラスが分かった人は
どんどんクラスへ向かって
くださぁ~い!!邪魔になりまぁす!!」

おそらくこの高校の先生だろう。

皆に呼びかけている。

「よしっ!!行こうかっ!!」

真璃が言った。

「うん★」
< 4 / 114 >

この作品をシェア

pagetop