無理矢理彼氏!? 狼彼氏!?

木之本の友達でもある、

真璃の好きな人でもある、

神崎　穂君だった・・・。

「へっ？」

「あ!!ごめんね？
イキナリ声かけちゃって・・・」

「あ・・・いえ・・・」

ちょっと!!!

どうしてこの人が

あたしに声かけてくるわけ？

こんなところ真璃に見られて

変な誤解でもされたら

どうすんのよ!!

「んで～・・・何か用!?」

キツめに言った

どうせ、女好きのコイツなら

ナンパのようなものに決まってる

真璃は一途だとか言ってたけど

あたしには

そうは見えない・・・。

ごめん真璃・・・((笑

「そんなしかめっ面すんなよっ！
昨日の昼休み一緒にいた仔だよね？」

ああ・・・

覚えてたんだ・・・。

あたし、あんま喋らなかったから

忘れられてるかと・・・

基本、麗がずっと喋ってたもんな・・・