無理矢理彼氏!? 狼彼氏!?
「そうか?」

「うん!!」

どうやら、

さっきの『次の人どうぞ』

って言うのは

あたしも告白しに来た女だと

間違えられたようだ・・・。

アイツに告る為に、

わざわざ並んでいたらしい。

なんて行列だ・・・

「んで結局お前は何なんだよ!?」

「それは・・・」

思い切って聞かなきゃ・・・

あたしはそれが目的だったんだからっ!!

「どうしてっ!!・・・」

「あん?」

「どうして昨日!!・・・

あたしにイキナリキス
なんかしたのっ!!」

・・・

「好きじゃない人とは
キスなんかしない・・・
どうして?
どうしてあたしなんかと・・・」

「・・・きだからだよっ・・・」

へっ!?

聞こえないよ!

何!?心臓の音が邪魔する・・・
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