ブロークンプリンセス
幼少時代~人気者の姫樣~
「姫ちゃん!今日も遊ぼうね!」
私はいつも友達に囲まれて居た。
保育園の時、男女共に仲良くて、度々、プレステとかを、男友達とやったりして、ちっちゃい時だから、男の子と遊べたし、ライバルと、男の子の取り合いもしたし。
全てがキラキラと輝いて居て、皆と遊べる事が当たり前な時期だった。
「お昼寝の時間」
私はこれが、一番好きだった。
先生のお話、絵本の読み聞かせが毎日あった。
たまに、友達の布団の柄で遊んで怒られた事もあった。
お昼寝させて貰えない時もあった。
私は、保育園のお昼ご飯が一番嫌いだった。
お腹が急に痛み出す。
「先生…お腹が痛い」
「じゃあ、帰りなさい」
「さようなら!」
毎日このやり取りがあった。
私は、保育園では、いつもおままごとをしていた。マジックテープで剥れる野菜を、プラスチックの包丁で、丁寧に切った。
空のカップに、これまた空のポットでお茶を注ぐ。
私は、おままごとが大好きだった。
おままごとをする時は、必ず私は「お母さん」をやった。
「主役以外はしたくない」そう友達に話した。
それからすぐに、友達はおままごとをしなくなった。
いつも一人で階段を上って、端っこで、野菜や肉を切った。
毎日毎日、コンロに火をつけて、フライパンに肉を乗せて
「今日はステーキだよ」
お皿に載った、赤い塊。
なんて虚しいんだろう。
私はいつも友達に囲まれて居た。
保育園の時、男女共に仲良くて、度々、プレステとかを、男友達とやったりして、ちっちゃい時だから、男の子と遊べたし、ライバルと、男の子の取り合いもしたし。
全てがキラキラと輝いて居て、皆と遊べる事が当たり前な時期だった。
「お昼寝の時間」
私はこれが、一番好きだった。
先生のお話、絵本の読み聞かせが毎日あった。
たまに、友達の布団の柄で遊んで怒られた事もあった。
お昼寝させて貰えない時もあった。
私は、保育園のお昼ご飯が一番嫌いだった。
お腹が急に痛み出す。
「先生…お腹が痛い」
「じゃあ、帰りなさい」
「さようなら!」
毎日このやり取りがあった。
私は、保育園では、いつもおままごとをしていた。マジックテープで剥れる野菜を、プラスチックの包丁で、丁寧に切った。
空のカップに、これまた空のポットでお茶を注ぐ。
私は、おままごとが大好きだった。
おままごとをする時は、必ず私は「お母さん」をやった。
「主役以外はしたくない」そう友達に話した。
それからすぐに、友達はおままごとをしなくなった。
いつも一人で階段を上って、端っこで、野菜や肉を切った。
毎日毎日、コンロに火をつけて、フライパンに肉を乗せて
「今日はステーキだよ」
お皿に載った、赤い塊。
なんて虚しいんだろう。