Sweet Or Bitter
「なんかねー。久しぶりだよね?麻耶と帰るのってさ」

「そだねー。園田に取られてばっかだったしー。ほんっとつまんないよぉ」


麻耶…可愛いこと言ってくれるじゃないの。



「で、どこ行くの?」

「最近できたショッピングモール♪」

「やったぁー!!学、全然寄り道してくれないの」

「じゃあ初めて?行くの」

「そだよ。麻耶は?」

「あたしも初めて!!」



まだ出来てから1ヶ月たってないはずのショッピングモール。
すごい大きいの。



「ねぇ!!そういえばもうすぐ明良君の誕生日じゃない?」

「確かに!!なんか買っていく?」

「そうしよ」



3人の誕生日は普通に頭に入ってる。
ちなみにいうと、4人の中であたしが1番年下。





「水瀬ってどんなのがいいかな?」

「あー、あたしはねー前に香水が欲しいって言ってたから、それ」


前に麻耶がいないとき、『あー。学香水つけてんのかよー。いいなー。俺も買おうかなー?』って言ってたし。


「そしたら、香水が入れられるやつのついたネックレスでもあげよっかな?」

「それいい!!うちらのプレゼントセット!」
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