5月1日―幸せの訪れる日―
何で私が…とか思いながらも2階に上がる。
もしかしたら…
と2人があんなこんなしている想像も広がる。
でも、ね。中学生だし、、、それに蘭は病気だし…
コンコン…
一応ノックをするけど………
返事がない。
どうしたのかな…
「瑞穂ちゃん??蘭??」
ガチャとドアを開け入るとそこには
ベッドでぐっすり寝ている蘭の隣に
蘭の手をぎゅっと握って眠っている瑞穂ちゃん達の姿があった。
2人は本当に仲のいい感じで…
ずっと昔から一緒に居たかのようなそんな感じで…
って…はぁ…私最近おかしいや。
何考えてるんだろ、ホントに。
……戻って…いいかな??
ま、いっか。
お母さんに2人が寝ていたことを伝えると、
「そう」とにこやかに笑っただけだった。
私はまたソファに座りバラエティ番組をボーっと見つめていた。