5月1日―幸せの訪れる日―


親父の一言で俺たちの誕生日のプレゼント渡しは終了。

飯はいつもどーり…うまい。

パパっと食べ終え俺はずっと気になっていた鈴からのプレゼントを開けるため部屋に行った。

部屋に戻り、ベッドの上に腰掛ける。

この箱の中には、何が入っているのだろうか。

悪戯のためにゴキブリとか??

鈴は虫が苦手だから無理か。

んじゃぁ…ネックレスとか??俺に??って感じだな。

長く細いもの…んー…思いつかない。

まぁいいか。

俺は深呼吸をし、箱を開けた。

中から出てきたものは

「…香…水???」

水色の長細いボトルに入った香水だった。


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