5月1日―幸せの訪れる日―


鈴の手紙は3枚にも及んでいた。

ところどころシミが出来ていた。きっとないたんだろうな。

俺、どうすればいいんだろう。

鈴も俺のこと好きなんだろ??

どうして付き合ったらいけない??

姉弟だからか??

そんなん…ひどすぎるよ…

この気持ち、どこにぶつけたらいい??

俺の心の中は、

鈴が俺のこと好きなんだ、という幸福感と

どうしたらいいんだという迷いでいっぱいだった。


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