5月1日―幸せの訪れる日―


バチン

「何してるの!!」

私は自分の部屋に走る。

私はそのままベッドにダイブした。

なんで?

なんでそんな事をするの?

蘭…

私は泣きながら唇をごしごしする。

私は気が付かないうちに

眠っていた。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


コンコン…


朝、ドアをノックする音が聞こえて目を覚ます。

あ…私あれから寝ちゃってたんだな…

コンコン…


あ…

「何?誰?」

そう言うとドアがそーっと開いた。


「!!」


「…俺。」

ドアを開けたのは蘭。

「な…何?」

平然を装いながらも身体は正直で


プルプル震えてる。



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