短編集



ステージにいる彼を見つめながら、いつの間にか惹かていた。



数日経ってから、同じ大学って知った私。



毎日、彼を目で追った
毎日、講義で彼が居ないか探した。



だけど、いつも見つけても周りにはたくさんの人がいて。


私はあの輪の中に入る勇気はない



彼の姿を見ては、胸が高鳴って。だけど声は掛けられない



そんな中学生みたいな恋をしていた。





「ミヒロー!!学園祭の催しで、あの人のバンド出るんだって!!!」





それは、大学での友達。
宏美からの一言で始まった








< 105 / 108 >

この作品をシェア

pagetop