短編集

side-TAKESHI-




優羽は、付き合って半年の俺の彼女



友達の紹介で仲良くなって付き合ったけど、俺は紹介される前から知っていた




早希ちゃんの友達が優羽
早希ちゃんの兄貴の友達が俺





早希ちゃんの家ですれ違った時に、優羽に一目惚れした



やっと手に入れたのに、全然デート出来ないままで、



今も会社の同期から、電話が掛かって来て緊急の仕事が入った



ずっと前からこの日は、あけてたのに。


今までに一回も記念日祝ってねぇから、


今日は出かけようって、言ったら、すげぇ嬉しそうに電話の向こう側で笑っていた優羽



それなのに…




「…何で仕事なんだよ」










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