短編集



学校に着いて部室に行くと先輩達が居た




「あ、おはよーございます」




待ってました!!と言わんばかりに着替え中の先輩達がこっちに来る




「おはよー!ってか見たよ見たよ!!辰巳と付き合い始めたの?」

「違うよ、中学から付き合ってたんだよね」

「てか、お似合いだよね!!」

「ちょっと辰巳君良いなーって思ったけど、サチちゃんなら良いよ!!」




グイグイと私を端に追い詰める。





「や…あの、付き合ってないっす」

「またまたー謙遜しちゃって」

「いや、あの…っ…付き合ってないです」

「本当に?」

「…はい」











< 72 / 108 >

この作品をシェア

pagetop