私は愛されていた。
●甘い1ヶ月○

はじめてのお泊まり

今日のバイトは、久しぶりに4人だった。


しかも‥

私と渡部さんは倉庫の仕事だった。
倉庫は、店の中にあるけど厚い扉があるから話してても外に漏れる心配はなかった。




『なんか久しぶりだなぁ。クリスマスツリー以来だっけ?(笑)』

渡部さんが先に話かけてきた。


『そうですね。あっ!!ヤナあの後クリスマスツリー買いましたよ。売上に貢献』


『そっか。ありがとな☆』




私たちはその後も、ずっと話ながら作業をした。




でも、ヤナの心境は

もうじきバイトを辞めるのか‥
もうすぐ、こうして渡部さんと話が出来なくなるんだ‥と、ネガティブだった。


今はこんなに近くにいるのに、渡部さんとの距離を感じていた。











しばらくすると、渡部さんが私に聞いてきた。
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