私は愛されていた。
『お疲れ様でした。お先に失礼します』


そう挨拶をして店を出ようとしたら、渡部さんに止められた。



『明日どこに行くとか決めたいから喫茶店で待っててくれね??帰りは送るし』


そう言われたので私は店の前にある喫茶店で待つことにした。
ここに来たのはボードの日以来だから凄い懐かしかった。








1時間後、渡部さんが来た喫茶店に来た。

『ヤナ、ごめんな。
また1時間も待たせちまった‥』


今のヤナには1時間なんてあっという間だった。


『いいえ』

笑顔で答えた。




『それで、明日なんだけどな‥家まで迎えに行くから8時に起こしてくれ!!』


へっ??

『8時ですか??早いですね‥』

私は何時に起きようか逆算していた。



『あっ!!でも、この携帯‥充電してるとたまに電源切れるんだった(笑)』



えぇぇ〜

『じゃあ、携帯で起こせないじゃないですか。どうしよう‥』


私がアイディアを考えていると‥


『今日、俺ん家に泊まればいいんじゃないの??』

って。









へっ!!!?
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