私は愛されていた。
『なっ、なんなのあれ??』

私は、怒っていた。



『もぉ!!!』

そう言って髪の毛をグシャグシャ洗った。













髪をタオルで乾かしてから私はさっきいた部屋に戻った。


『あの〜
ジャージありがとうございました。
それからシャワー‥』


‥‥

私の目に入った物は、2つ並んだ布団だった。



‥‥





『ヤナ誤解するなよ!!
昨日、池上さんが家に泊まってってそのまま今日仕事行っちまって‥』


『はぁ〜。』

それ以上の言葉が見当たらなかった。



『俺もシャワー浴びてくるから適当に座って待ってて。
冷蔵庫にお茶とかあるし、勝手に飲んでていいから』



それだけ言って部屋を出て行った。





ふぅ。

1人になれた事で少し落ち着いてきた。
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