私は愛されていた。
『何泣いてるんだよ(笑)』


そう言いながら渡部さんは腕枕をしてくれた。



『違う!!これは‥嬉し涙だもん』


腕枕から頭を離し、勢いよく起き上がった。



『へぇ〜』

そう言いながら目線は胸の辺りを見ていた。



『えっち!!』


タオルケットで体を隠した。




『はいはい(笑)』


凄く恥ずかしがった。






『ヤナ、次はいつ来る??』



へっ??

『次はいつ来ていいの??』




少し考えてから‥


『じゃあ、来週(笑)』




私たちは来週、逢う約束をした。


そして‥私たちは深い眠りについた。
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