私は愛されていた。
次の日、えりなにだけは話した。


『昨日は結局眠れなかったよ‥

あれからね、いっぱい考えたんだ。でもよく分からなくなってきちゃったよ‥

付き合えないけど、今まで通りでいるんでしょ??じゃあ、つき合ったらどうなるの??何が変わるの???』



考える事に疲れていた。



『メグ、昨日寝てないんでしょ??保健室行って少し休まない??』


私は頷いた。




『焦ることないよ。ゆっくり考えればいいじゃん。だから今は‥ゆっくり寝なさい。』


えりなの目が潤んでいた。


ごめんね。いつも心配ばかりかけて‥

心の中で何度も謝って眠りについた。
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