私は愛されていた。
今月のシフト表をみつめながらしばらく呆然としていた。








『ヤーナー??』


店長の声で我にかえった。






そうだよ。
こんな事で落ち込んでいられないんだった!!


バイトの子を増やさない予定だったのに、ヤナを雇ってくれた店長の為にも今は仕事に集中しなくちゃ。




そう自分に言い聞かせた。




『いらっしゃいませ』


いつもの営業スマイルで店の中に入って行った。
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